TAMIYA18653 Jr Hexagonite MA Chassis Mini 4WD

ボディは交換前提で使わないのですが、MAシャーシキットにスーパーハードタイヤが付いているキットは数少ないのでヘキサゴナイトは重宝しています。少しでも改造するとノーマルタイヤは使わなくなるので、ボディに拘りが無ければスーパーハードタイヤを後々買わなくて済む分こちらがお得です。

カッコいいです〜

MAシャーシという子供のころにはなかった変なシャーシがあるのを知ったので、どうせならちょっと異質なデザインのものがいいなと思ってこちらを組み立ててみました。競技プレイヤーではないので可動玩具として素組レビューします。◆シャーシ2013年制作の刻印があるMAシャーシです。シャーシ中央に軸が貫通した特殊な「PRO用モーター」を配置し、それをプロペラシャフト代わりに前後対称のギアにより四輪駆動を実現しているシャーシです。同様の機構で3分割カスタマイズできる「MSシャーシ」のパーツ分割をオミットした、空力重視一体成型版がこちらのMAシャーシとなります。一体成型のおかげか裏面まで最近の車のパーツのようなまとまりの良いデザインになっています。いままでと大きく違う構造のおかげかわかりませんが駆動音がかなり静かで、精密な工業製品のようだと感じました。また、全てのパーツが扁平に配置されているため、裏返してもタイヤが接地するほどで、ボディー次第でかなりの低車高を実現できます。もはやボディーなしの裏返しで走らせても楽しいんじゃないかと思うほどです。全ての部品(ギア、モーター、スイッチ)を1つのカバーで固定する形になっているため、メンテナンスやギア変更がとてもしやすいですが、その分パーツの脱落に注意する必要があります。特にスイッチ部品はモーターがないと固定されない構造なので無くさないように注意が必要です。思いのほか部品数があり、組み立て難易度は少々高い印象です。また、一部パーツの付け外しにランナー付属の専用治具が要求されます。また、電池が外れにくいため電池交換がかなり難しく、昔のシャーシと比較して玄人向けな印象でした。何度か付け外ししていたところ、電池の被覆が削れて内部のセルがむき出しになってしまったため、高価な充電池より安価な通常の電池で遊んだほうが安全かと思います。電池交換の難しさについては改良を期待します。◆ボディーデザインは黒ベースに緑のパネルを固定したようなものになっていますが、実際のボディパーツの成形色は緑色の単色となっているため、デザインに沿った色分けにするには黒の塗装が必ず必要です。黒の成形色で緑のパーツをシールにしたほうがよかったのではと思います。また、かなり厚めの成形でゲートもかなり太いので切り離しとゲート処理がとても大変です。シャーシの組み立て印象とは対照的に模型というより低年齢玩具的な方向性を感じました。しかし、組みあがってみると思いのほかシャーシと調和した箱型のシャープなデザインで、思ったより満足感が高く意外でした。

スタイルが、大変気に入っています。右側は、後輪をダブルタイヤに改造してあります。面白いですよ。また、よろしくおねがいします。

カッケー