Himawari House
J**N
Wonderful
A beautiful story magically told. It is by turns moving, heart warming - and warm and funny too. Just extraordinary.
T**I
異なる文化的背景を持つ若者たちが心を通わせる、心温まる話
話の舞台は日本で、主人公はシェアハウスで一緒に暮らす3人の若者。一人は日本で生まれアメリカで育った高校を卒業したばかりのNao、一人は韓国の大学を辞めて日本に来たHyejung、もう一人はシンガポールから日本に来たTina。この3人に、シェアハウスで一緒に暮らす日本人の兄弟、真一と正樹が関係してきます。Naoが日本に滞在する一年間の出来事が描かれているのですが、それぞれが抱える将来への期待や不安、日本で感じる疎外感や戸惑いや喜び、育った国・環境による考え方の違い等々、3人の主人公の思いが生き生きと表現されています。日本に来る前の回想シーンにも、心を動かされました。恋愛とかもあるので、私くらいの年になると、正直読んでいて恥ずかしくなってくる場面もあるのですが、それでも最後まで楽しく読むことができました。異なる文化的背景を持つ若者たちが心を通わせる、心温まる話ですが、多様性の意義や、これからの日本の在り方等々についても少し考えさせられました。特に、主人公たちと世代が近い高校生から20代の人たちは、共感できる場面が多いかと思います。基本的には英語の漫画ですが、日本が舞台で、英語だけでなく日本語や韓国語も出てくるので、我々日本人には読みやすいと思います。と言うより、英語と日本語の両方を読めた方が、話をより理解できるかと思います。漫画なので普通の洋書に比べて読みやすく、洋書を読む入り口としてもお勧めできると思います。洋書に慣れている方には少し物足りないかもしれませんが、なかなか面白い本ですので一度手に取ってみて下さいませ。
T**K
ここ数年で一番心に残った
本当に読んでよかった作品。
ぽ**吉
青春時代の心の揺れを思い出させる多文化共生青春譚
ナオは二つのルーツを持つ少女。幼い頃にアメリカに渡り、常にアウトサイダーと感じながら育ちました。高校を卒業し、自分のアイデンティティを確認するために、大学入学を延期して、日本のひまわりハウスというシェアハウスで暮らすことにしました。そこで、自由を求めて家出して日本にやって来た出身国の異なる2人の女性(ティナ:シンガポール人、へジョン:韓国人)と、真一・正樹の兄弟とでの共同生活が始まります。彼らが戸惑い、悩み、迷い、泣き、笑いながら成長していく姿が、4ヶ国語(米語・日本語・シングリッシュ・韓国語)混在で、情感豊かに描き出されています。個々のエピソードはリアリティーが高く、絵も優しい線で丁寧に描かれていて、好感が持てます。Diasporic Identity Crisisに悩む人もそうでない人も、総ての若者と元若者にお勧めします。
A**R
beautiful heartfelt story and artwork
Amazing story and well written characters who feel like real people you've gotten to know by the end of the book. Very heartfelt and emotional, I loved it so much!
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1 month ago
1 month ago